クレジットカードの明細を見て、「あれ、このツールの請求額、先月より増えてる…?」と気づいたことはないでしょうか。価格改定のお知らせメールも来ていないのに、です。実はこれ、ツール側が値上げしたわけではなく、為替レートが動いただけ、というケースが少なくありません。
そもそも、多くの海外ツールはドル建てで値段を決めている
海外製のAI・SaaSツールの料金プランは、ドル建てで設定されていることがよくあります。ドル建てということは、円との交換レートが変われば、同じ「29ドル」の請求でも、日本円換算での負担額は月によって変わってくるということです。円安が進んだ月は支払いが重く感じられ、円高に振れれば少し軽くなる。ツール自体の値段は一切変わっていないのに、です。

だからといって「値上げされていない」と言い切れるわけでもない
ややこしいのはここからです。為替の変動が一時的なものではなく数か月単位で続くと、事業者側が「そろそろ地域ごとの価格を見直そう」と判断し、実際にドル建て価格そのものを改定することもあります。この場合は、為替がその後多少戻っても請求額は元の水準には戻りません。つまり同じ「支払いが増えた」でも、原因は為替なのか、実際の価格改定なのか、2通りあり得るわけです。
見分けるには、価格の推移と為替の推移をあわせて見るのが早い
そのツール自体の価格の推移と、USD/JPYの為替の推移を並べて見るのが一番確実な方法です。当サイトでは各ツールの価格変動を継続的に記録すると同時に、為替の急な変動もあわせてチェックしていて、「これは為替の影響」なのか「実際の価格改定」なのかを判断する材料になるようにしています。請求額の変化が気になったときは、両方を照らし合わせてみてください。
なお、個別のツールの正確な現在価格は、必ず各ツールの公式サイトでもご確認ください。詳しい料金・変動履歴はツール一覧ページから確認できます。
価格変動の最新情報はX(@ai_kakin)でも発信しています。

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